ベイエリアの電動キックスクーターなど乗り物達の話
お久しぶりです。hatoneです。
「電動キックスクーター(キックボード)を買おうと思ってるんだけど、ぶっちゃけどう?」と声をかけられることが非常に多いので、EcoRecoという電動スクーターを1年半使い続けた感想やノリモノのトレンドを書いてみようと思いました。
使っているモデル: EcoReco M5
EcoReco M3というモデルがkickstarterで成功し、その後発表されたハイエンド後続機です。
1回の充電で20マイル(32キロ)くらい走行出来て、時速も20マイル(32キロ)ほど出ます。
本体は15.96 kgで、そこそこ重いです。
持ち歩くことは出来なくもないのですが、長時間持ち歩くのはちょっと大変な重さになっていて、他人に手渡しすると一瞬「重っ……」とリアクションされることがよくあります。
何故、電動キックボードを選んだのか?
サンフランシスコの家賃高騰とパートナーの勤務地の都合で、郊外の町へ引っ越すことになり、アパートが駅から少し離れた場所だったので移動手段を考えるきっかけになりました。
地味に遠いです。
せっかくアメリカで暮らしているので、"日本では乗れないモノを試してみよう!"という動機で電動スクーターを選んでみることにしました。
日本の道路交通法上、キックボードは遊具に相当しているため公道を走れないという話を聞いたことがあります。
電動キックボードの場合は、道交法に定める保安器具を付けて、ナンバープレートを付ける……となどなどと、色々手順を踏まないと運転出来ないようです。
実質、EcoRecoは日本で走行するのは難しそう、ということで買っていました。
実際、使って生活していてどうか?
買い物・ネイルサロン・マッサージ、問題なく行けます。
Caltrainでは自転車スペースは混んでいることがあるのですが、貨物スペースに置くと、比較的に空いていて座ることができます。
これはEcoReco 3台が置かれてる様子。
最近は、貨物スペースに電動キックスクーターや電動スケートボードを積んでくる乗客が増えてきました。
他に見かける面白そうな移動手段
Caltrainに乗ったり、サンフランシスコの街を歩いていると、様々な乗り物に遭遇します。
面白い移動手段が結構あったので、自分が検討したものをまとめてみます。
自宅アパートや空港には、セグウェイに乗っている警備員が結構います。
更に、サンフランシスコではスーツを着た人がセグウェイ通勤してる人もいます。
- ホバーボードタイプ
自分のEcoRecoとおじさんの乗り物を交換して試したことがあるのですが、これも遊具的な印象でした。遊び道具としては良いけど、買い物には不向きそう。
(でも、おじさんのように通勤に使っている方もいる。)
- 電動スケートボード
速度が物凄く早いのと、横から見てるとカッコいいです。
しかし、サンフランシスコの舗装されきっていない道路状況を考えると、移動が限定されてしまうのが難点です。
それでも結構乗りこなしているライダーがいて、ちょっとだけ欲しくなります。
(写真はboosted公式ページより)
- 一輪車タイプ
一度カンファレンスで試乗させてもらったのですが、移動というよりは遊び道具な感想を覚えました。
また、ファームウェアを書き換えて乗って転倒して複雑骨折して数百万かかった話を聞いたことがあり、遊ぶのには良いけど移動に使うのは難しそうと感じてます。
(写真はonewheel公式サイトより)
電動キックスクーターのおすすめ
自分が乗っているモデルはM5です。
M3とM5があり、最高速度等のスペック的にはどちらも同じなのですが、M5がおすすめです。
サスペンションの質がM5で格段に向上したため、それなりに荒れた道を乗る人はM5をオススメです。
最近、Caltrainの中で1台だけ乗っている人がいます。
本体が1キロくらいM5より軽いのと、見た目が可愛いので、今のが壊れたら次はこれにしようかなと考えたりしています。
今買うならこっちもオススメです。